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Kamiya
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最近、どの会社の人と話していても、似たような話を聞くようになりました。
「やりたいことは、たくさんあるんです!」 「アイデア自体は、もう困らなくなりました」
ChatGPTをはじめとした生成AIが普及して、企画を考えること、情報を集めること自体は、本当に簡単になりました。
ただ、その一方で、こんな声もよく聞こえてこないでしょうか。
「で、その企画、どうなりましたっけ?」「気づいたら、止まってました」 「誰がやるか、結局決まらなくて……」
アイデアはある。資料もある。でも、プロジェクトが前に進まない。
今回は、その“間”にある「スポットPM」について解説したいと思います。
目次
スポットPMとは、株式会社が rayout が提唱している、プロジェクト推進の新しいあり方です。
専任のPMを置くほどではない。けれど、確実に前へ進める人がいないと止まってしまう……
そんな小さくて重要なプロジェクトに対して、期間や範囲を区切りながら伴走する推進役。それがスポットPMです。

従来のPMは、大規模・長期プロジェクトを前提とすることが一般的でした。一方、いま企業の現場で増えているのは、もっと機動的で、しかし止めるわけにはいかない取り組みです。
新規施策の立ち上げ、ツール導入後の運用設計、採用広報やブランド再設計など、どれも重要ですが、これだけをやる専任PMを置くには至らない。結果として、兼務体制のまま進められ、やがて静かに止まっていく。
rayoutは、この止まりがちな領域”にこそ構造的な課題があると考えました。
そこで提案しているのが、必要なタイミングに、必要な分だけ推進力を差し込むという「スポットPM」です。
戦略だけを描くのでもなく、制作だけを担うのでもない。進め切ること自体を価値として引き受ける。
AIによってアイデアが生まれやすくなった時代だからこそ、最後まで前に進める力が問われています。スポットPMは、そのギャップを埋めるために生まれた概念です。
企業が何か新しいことをやろうとするとき、外部の力を借りることは珍しくありません。コンサルティング会社に相談することもあれば、制作会社や開発ベンダーに依頼することもあります。それぞれの役割は、わりと分かりやすいですよね。
コンサル会社は、リサーチや戦略設計、要件定義を担います。制作・開発ベンダーは、決められた仕様に沿って、実際につくるところを担います。

では、PM(プロジェクトマネジメント)は何をするのか。PMの仕事は、ひとことで言えば「進めること」です。予算や期間の制約の中で、関係者を調整し、合意をつくり、判断を重ねながら、プロジェクトを前に進めていく。
ただ、この「進める」という仕事は、意外と説明しづらい。成果物があるわけでもなく、数値で測りにくい。
だからこそ、後回しにされたり、誰かの善意に任されたりしやすい仕事でもあります!
現場の人に話を聞くと、こんな状況が見えてきます。
・本業をやりながら、複数のプロジェクトを兼務している
・一つひとつは重要だけど、全部は見きれない
・優先順位をつけきれないまま、時間だけが過ぎていく
結果として、重要だけど緊急ではない仕事が、静かに止まっていきます。マニュアル整備、業務フロー改善、ツール導入後の運用設計。それらは、放置すれば確実に組織の推進力を鈍らせていくはずです。
PMの仕事を分解してみると、やっていることはとても属人的な業務と言えます。
利害の違う人を調整し、曖昧な状況で優先順位を決め、正解のない中で判断し、その責任を引き受ける。
一方で、AIの普及によって、分析やアイデア出しといった初期の企画業務は以前よりも簡単になりました。その結果、企業の中では「やってみたいプロジェクト」や「改善したいテーマ」は増えています。
そのような中で、AI時代を生きる企業の中で増えているのは、もっと小さく、でも確実に重要なプロジェクトです。
ただ、そこで生まれる1つの課題が、重要だけれど、専任PMを置くほどの予算や人材確保のための時間をかけることができないことです。
その結果、「誰かがやらないといけないのに、誰も引き受けない仕事」が溜まっていきます。
PMは必要なのに、従来の方法では拾えない。そのような背景の中で「スポットPM」が近年注目されているのです。
。

先にも説明したように、これまでPMは本業を持つ担当者が兼務で担うことも多く、結果としてプロジェクトが止まってしまうケースも少なくありませんでした。
いまでは、プロジェクト開始時にPMを置くこと自体は一般化しつつあります。ただ、中小規模の案件では、専任体制を組むのが難しいのも実情です。
そうした状況の中で、「専任PMほどの体制は取れないが、推進役は必要」というニーズに応える形として、スポットPMという考え方が注目されています。
スポットPMは、企画段階からプロジェクトの推進役として関わることもあれば、途中で止まりかけた取り組みを立て直す役割を担うこともあります。
長い設計期間を前提とする大規模プロジェクトではなく、実装や運用までをスピーディーに前へ進める。そうした規模感のプロジェクトで機能するのが、スポットPMです。

・施策やプロジェクトの目的やゴールを言語化し、全体像を整理する
・会議体を設計し、意思決定の流れを整えることで、「決まる・進む」状態をつくる
・タスクを分解して優先順位をつけ、関係者同士をつなぎながら、実装や運用まで伴走する
ひとつひとつは小さな行為に見えるかもしれませんが、これが欠けると、プロジェクトは簡単に止まります。逆に言えば、この部分さえ機能すれば、プロジェクトは驚くほど前に進み始めます。
ただし、こうした領域を「専門のサービス」として切り出しているケースは、実はあまり多くありません。日本には、株式会社マネジメントソリューションズ や INTLOOP株式会社のように、大規模・長期のプロジェクトを支えるコンサルティングやPMのプレイヤーは存在してきました。
一方、いま増えているのは、そこまで大きくはないけれど、確実に止められないプロジェクトです。PMを立ち上げるほどでもなく、コンサルや制作会社が推進の責任まで持つわけでもない。
その結果、小さくて重要なプロジェクトほど、誰にも拾われずに取り残されてきました。
スポットPMが提供しているのは、ノウハウやフレームワークの話だけではありません
それらを状況に応じて使い分けながら、プロジェクトを実際に「進め切る」こと自体を価値として提供しています。
考え方だけを渡すのではなく、判断し、調整し、決断を重ねながら、前に進む状態をつくる。そこまで含めて引き受けるのが、スポットPMの役割です。

・何を決めるのかが明確になる
・誰がやるのかが決まる
・会議が“集まる場”ではなく“決める場”に変わる
・タスクが滞留せず、次の一手が見える
こうした変化は、とても地味ですが、組織の中では確実に効いてきます。さらに重要なのは、プロジェクトが終わったあとです。
スポットPMは、ただ外部から回して終わる存在ではありません。
プロジェクトを進める過程で、「こうやって整理すればいいんだ」「次は、この順番で決めればいいんだ」という進め方の“型”が、組織の中に少しずつ残っていきます。外部のPMが去ったあとも、同じように回せる感覚が共有されていく。この副次的な効果こそが、スポットPMのもう1つの価値だと言えるでしょう。
そして、こうした「小さく、でも確実に進める」PMのあり方を、意図的に引き受け、磨いているのが、 rayout です。 rayout ではスポットPMという考えを独自で提案し、さまざまな企業の支援を行ってきました。
プロジェクトの進め方や体制づくりに課題を感じている場合は、現状の整理や論点の洗い出しといった段階からご相談いただけると幸いです!


事例1:沖電気工業株式会社|歴史を逆手に、「らしくない」を発信。社内外にファンを作るエンプロイヤーブランディング

事例2:株式会社 LOCO・SIKI|売上起点でECを再設計。マーケティング基盤を再構築した伴走プロジェクト
アイデアを出すこと自体は、AIがいくらでも手伝ってくれる時代になりました。企画案も、施策の選択肢も、調べものも、少し指示を出せば形になります。
けれども、そのアイデアを前に、「誰がやるのか」「いつ決めるのか」「どこまで進めるのか」それらを整理し、話をまとめ、実際に前へ進めていくことは、まだ人間にしかできません。
話を聞き、空気を読み、利害を調整し、ときには不完全なまま決断する。そして、その決断の責任を引き受ける。この“推進”という仕事は、AIが進化すればするほど、むしろ輪郭がはっきりしてきた役割なのだと言えます。
スポットPMは、そのギャップを埋めるために生まれた考え方です。大規模なPMでもなく、属人的な気合でもなく、「今、この推進力が必要」という場面に、人の手を差し込む。
プロジェクトが止まらず、少しずつでも前に進んでいく。そんな当たり前のことが当たり前に起きる社会へ。 AI時代における「推進」という仕事は、いま、あらためて再定義されようとしています。
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