資料ダウンロード
rayoutはファンマーケティングを活用した
PRをご支援しています
閉じる
Takanashi
Takanashi
こんにちは、&Fans ライターの小鳥遊です。
限られた予算と人手の中、モヤモヤを抱えながら企業のSNS運用に向き合っている方はいませんか。
SNSを投稿しても反応が薄かったり、数字は伸びているのに売上や企業の信頼にはつながっていなかったりすると、落ち込んでしまうことも……。
実は、成果を出しているアカウントには共通する特徴があります。企業SNSはファンとの関係性を育てる姿勢が評価される時代であり、「愛されること」が成果の鍵です。
本記事では、2025年最新の「SNSマーケティングの成功事例10選」を紹介するとともに、「愛される企業SNSの共通点」と「愛される企業SNSの作り方4STEP」を解説していきます。SNSマーケティング担当者は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
目次
やみくもにSNS投稿を続けるだけでは、なかなか成果が出ない状況に陥りがち。ユーザーから支持される企業SNSにはどんな特徴があるのでしょうか。以下では、愛される企業SNSの共通点を解説します。
ユーザーは、ブランドイメージがしっかり表現されているアカウントに好意を抱きやすいもの。そのため、ブランドの世界観と投稿のトーンが統一されているアカウントは、愛されやすい傾向があります。色使いや写真のテイスト、言葉選びなどを統一すると、どの企業SNSか認識されやすくなります。トレンドを追うよりも、自社らしさを表現することが愛される鍵です。
愛されている企業は、SNS運用を広告の延長として考えておらず、顧客との対話の場として運用しています。たとえば、積極的にコメント返信をしたり、ストーリーズでアンケートをとったり、DMでの問い合わせに対応したりすると、信頼が生まれるきっかけになります。双方向のコミュニケーションが根付いているアカウントはフォロワーとの心理的距離も近くなるため、自然とエンゲージメントも高まるでしょう。
愛される企業SNSは「共感」を呼びやすい設計にこだわっています。自社目線の投稿ばかりではユーザーの心は動きづらいだけでなく、閲覧するメリットがないと感じられてしまい、フォローやいいねにつながりません。自社商品・サービスが生まれたきっかけや開発の裏側、ユーザーの生の声などストーリー性のある投稿を載せると、共感を呼びやすくなります。
愛される企業SNSの運用には、ファンとの関係性づくりが欠かせません。2025年現在、ユーザーに愛されている企業SNSにはどのようなものがあるでしょうか。以下では、BtoC領域で成果を上げている企業事例を5つ紹介します。
ロート製薬は、企業らしさを抑えた「共感型コンテンツ」でファンを増やしています。社員が登場する日々のルーティン・スキンケア動画や、Vtuberによる「歌ってみた」動画など、エンタメ性の強い動画を投稿しているのが特徴であり、TikTokの利用者が多いZ世代から共感を集めている秘訣です。
ビックカメラは、家電量販店としては珍しい「踊ってみた動画」キャンペーンを実施しました。「#ビックカメラ踊ってみた」をつけたダンス動画をTikTokに投稿するもので、グランプリの方には30万円分のギフトカードをプレゼントするキャンペーン内容でした。思わず参加したくなるユニークな企画で、認知とエンゲージメントを高めた事例です。
セザンヌ化粧品は、幅広い世代から人気を集めているプチプラの化粧品会社です。公式Instagramでは、発売前の新商品を「コスメカレンダー」として告知しており、事前の期待感を高める施策を行なっています。また、リールやストーリーズを使って使用感や色味を伝えることで、自然な購買意欲を生み出しています。
参照:https://www.instagram.com/cezannecosmetics/
サーティワンアイスクリームでは、公式Xで「フォロー&リポスト」型のキャンペーンを実施しています。過去には、対象ポストをリポストすると、後日抽選で310名にギフト券が当たるキャンペーンが開催されました。ギフト引換を通じて季節感や感謝の気持ちを可視化しながら、ファンとのつながりを強化しています。
P&Gでは、対象商品のレシートを活用したキャンペーンが行われています。過去には、LINEアカウントと連携して応募すると、PayPayポイントが最大20%還元されるキャンペーンを実施しました。LINEと連携することで、応募者一人ひとりに合わせたクーポン案内やフォローアップが可能となるのが特徴です。
採用活動や企業広報においても、SNSの存在感は年々高まっています。2025年現在、共感や信頼を集めて採用・広報につなげている企業SNSにはどのようなものがあるでしょうか。以下では、BtoB領域で成果を上げている企業事例を5つ紹介します。
株式会社石井マークのXは、手描き風のイラストにユーモアのある一言を添えている投稿が特徴です。防災・防犯という堅めのテーマながらクスッと笑えるような投稿が多いため、親しみやすい印象を与えながら、ファンとのつながりを深めています。
大京警備保障株式会社のTikTokでは、警備業という職業に対して「堅い」「近寄りがたい」などの先入観を持つ若年層に向けて、社員自らが登場するユニークな動画を配信しています。仕事内容よりも人に焦点を当てることで、職場の雰囲気や社員の魅力が伝わり、求人応募への心理的ハードルを下げています。
freee株式会社は、YouTubeチャンネルを通じて、会計・人事労務の基礎知識に関する動画を発信しています。視聴者の関心を引きつけ、半年でチャンネル登録者数が2倍になったことから分かる通り、情報提供と広報を両立させたSNS好事例といえるでしょう。
参照:https://youtube.com/@freeejp?si=Px9fJt-Gv-cwWdAe
「働くおじさん達」が登場するTikTok動画を投稿する三陽工業株式会社。製造業で働く社員の日常をコミカルに切り取った動画で話題を呼びました。企業の等身大を発信することで、ユーザーに「この会社で働いてみたい」と感じさせる、新時代の採用方法です。
帝人株式会社の公式Xは、BtoB企業には珍しい「ゆるアカウント」です。「おは帝人」や「定時の帝人」などのお決まり投稿や、炭素繊維に関するゆるい解説が人気を集めています。専門的な素材企業でありながらも、人間味あふれる投稿を徹底しており、ユーザーとのやり取りを楽しんでいる点が愛されているポイントです。
ユーザーから愛される企業SNSを目指すには、PDCAを回し続けることが重要です。
具体的に、どのような手順で・何を実施すれば良いのでしょうか。以下では、愛される企業SNSの作り方を4つのSTEPで解説します。
SNSはターゲットがあいまいだと、目的に見合う成果が出にくくなります。なぜSNSを運用するのか(ブランド認知のため・売上を向上させるためなど)を明確にした上で、ターゲットの設定(年齢・性別など)を設定するようにしましょう。
ブランドの世界観が統一されていないと、ユーザーからの信頼感を得られづらく、フォローやいいねを獲得する機会を逃しやすい傾向があります。言葉のトーンやハッシュタグ、写真のテイストなどに一貫性のある投稿を意識して、自社の世界観が伝わるアカウントを目指しましょう。
質の高い投稿を量産し続けるだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを取ることも意識してみてください。企業SNSがコメントやDMに返信すると、顧客満足やエンゲージメントが高まりやすいと言われています。コミュニケーションを増やせるような企画・仕組みを取り入れることで、ユーザーとの関係性をより育んでいけるでしょう。
SNS運用を続けていると、反応が少ない投稿に出会うことがあるかと思います。「たまたまだろう」と放置するのではなく、なぜ成果が出なかったのか深掘りすることが大切です。投稿時刻やフォーマットを変えて反応を比較するなど、PDCAを回し続けてみてください。小さな反応をヒントに最適なスタイルを見つけ出すことが、愛される企業SNS作りに欠かせないポイントです。
2025年以降の企業SNSは「何を選び、どこに注力するか」を見極めることが重要です。愛される企業SNSを目指すためには、以下の3つのトレンドを意識しましょう。
3つのポイント
ショート動画やリールなどの短尺コンテンツが主役になる
AIチャットボットがカスタマー対応のスタンダードになる
ユーザーとのコミュニケーションがより重要視される
SNSのトレンドを意識することは、一時的な“バズり”を狙うために必要なのではありません。ファンとの関係を育て、持続的に愛される企業SNSを目指すために必要だと理解しましょう。
これからのSNS運用には、ユーザーから共感されるアカウントであることが欠かせません。そのためには、ターゲットや目的を明確にしたり、積極的にコミュニケーションを取ったりすることを意識しましょう。
&Fans を運営する rayout では、SNSマーケティングに関する課題の創出から、制作や運用までサポートする“一気通貫型”の支援を得意としています。また、投稿や運用の設計、企業分析から体制づくりなどの中長期的な支援も可能です。投稿を増やしても成果が出なかったり、そもそも何から始めたらいいか分からなかったりする場合は、お気軽にご相談ください。
本記事を通じて、SNSマーケティングの理解を深め、実践に役立てていただければ幸いです。
「ONE CAREER 就活クチコミアワード2024・2025」で2年連続Gold賞を受賞している株式会社Re-grit Partners(リグリットパートナーズ)。採用イベントへの参加者数を約11倍に増加させた取り組みとは?就活生から圧倒的に支持されている理由を探ります。
Takanashi
従業員だけでなく、採用候補者・従業員の家族など組織に関わるあらゆる人の体験を意味する「People Experience」の概念とは?顧客体験を起点に企業変革を前進させるデザインカンパニー『グッドパッチ』の、従業員との熱狂が生まれる“熱源”について迫ります!
Takanashi
株式会社ココナラの執行役員、竹下加奈子さんにインタビュー。スキルマーケット「ココナラ」の成長の背景や、ユーザーとの信頼関係の構築方法について詳しく紹介。信頼性確保のための取り組みや、今後の展望も伺いました。
Matsui