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Takanashi
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会食、デート、旅行……「失敗できないお店」を探すとき、食べログやGoogle、Instagramを行き来して、気づけば1時間経過。「誰か、信頼できる“おすすめ”をまとめて教えてくれないかな」。そんなふうに感じたことはありませんか?
こんにちは、&Fans編集部の小鳥遊です。&Fansでは、熱狂を生むさまざまな企業や個人のストーリーや、それらの考えに紐づくマーケティング概念などを紹介しています。
今回は、日本最大級の実名型グルメサービスを展開する「Retty株式会社」でPR・IR担当を務める関矢さんに話を伺いました。
Retty株式会社は、月間利用者数2,600万人のグルメ情報・予約サービス「Retty(レッティ)」を運営する会社です。Rettyで公開されるグルメ情報はユーザーからの実名口コミで、そのすべてが“ポジティブ”な内容で形成されています。
ポジティブな口コミが集まり続けた結果、同じ食の好みを持つユーザー同士がつながるサービスへと成長し、Retty経由でコミュニティが形成されるようになりました。
お店情報だけでなく、グルメファンとのつながりの場も提供するRetty株式会社。「お店選び+α」の体験を提供し続ける熱源、またグルメファンから愛され続ける秘訣について迫ります。
目次
Rettyはオススメのお店を口コミで共有し合える、グルメ情報サービスです。多数の飲食店情報のなかから行きたいお店の検索・予約まで行えるサービスですが、特徴的なところが3つあります。
1つ目はユーザーさんが「実名・顔出し」で投稿をしていることです。Rettyは実名・顔出しで口コミ投稿することを推奨しているため、匿名の投稿に比べて、より信用度の高い情報が集まります。2つ目は「オススメの口コミ“のみ”が集まる」ことです。食事の時間をより楽しいものにしていただくために、オススメの口コミというポジティブな情報が集まる世界観をつくっています。3つ目は「人から探せること」です。楽しいお店探し体験を届けるために、信頼できるユーザーさんや食の好みが近いユーザーさんから探せる機能を取り入れています。当社ではこれら3点がRettyの特徴だと自負しています。
もちろんです。まず、1つ目の「実名・顔出し」を採用し始めた理由は、Rettyの創業ストーリーと深く関わっています。今から約15年前、何の事業で起業するか模索していた代表の武田は、事業の種を探しにアメリカに渡りました。当時『ソーシャル・ネットワーク*』が上映されていたり、現地の方がスマートフォンを使いこなしていたりする姿を見て「これからは誰もが発信できて、誰が発信する情報なのかが重要視される時代がやってくる」と実感したそうです。この体験から、誰が発信しているかが明確になる「実名・顔出し」を採用しました。
*ソーシャル・ネットワーク:2010年に公開されたFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグの半生を描いた伝記映画
食の楽しさをもっと感じてもらうために「オススメの口コミのみが集まる」仕組みにしています。誰かとの会話を楽しんだり、美味しい料理と出会えたりする食は、人生をハッピーにする要素の1つですよね。より食の楽しさが伝わるように。そして、そのハッピーな体験が循環していくように、批評ではなくオススメの口コミのみが投稿される世界観を作り出しています。
リアルな場で友達と会話をしていると「最近よくラーメン屋さんに行くんだけど、オススメのお店知らない?」という会話が自然に発生すると思います。そのやり取りをオンライン上で実現するのが「人から探せる」仕組みです。顔見知りの友達だけでなく、より多くのグルメに詳しい方、食の好みや生活圏が近い方から、オススメのお店を教えてもらえるサービスにしたい。そんな想いをサービスに落とし込んだ結果、現在のSNS的特徴を持ったサービスに終着しました。
一般的なSNSと同様に、ユーザー同士でフォローやコメント、いいねをし合える機能がついています。Rettyには「オススメのお店を誰かに教えたい」というモチベーションで投稿しているユーザーさんが多いので、ご自身の投稿にリアクションがあると投稿を続ける励みにもなると思います。
そうですね。そんな役立つ投稿を重ねてくださるユーザーさんには、Rettyからお声がけして「TOP USER」に任命させていただくことがあります。
「秋葉原エリア」や「カレー部門」など、特定のエリアやジャンルに精通しているユーザーさんのことです。Retty独自の基準に沿って正式に任命しており、現在は111名の方に就任いただいています(任期は1年)。
任命された方にはTOP USERさん専用のオリジナル名刺をお渡ししており、さまざまな場面で活用してもらっています。TOP USERさんのなかにはグルメ番組から取材される方もいらっしゃるのですが、ロケの際に自己紹介で活用してくださる方もいらっしゃいました。
そんなときにオススメなのが、TOP USERさんの「MY BEST」を見ることです。「MY BEST」とは、その年に投稿したお店の中からオススメの10店を厳選できる機能のことで、信頼できる情報がコンパクトにまとまっているのでとても参考になります。私自身の体験ですが、以前金沢を旅行した際、どこで食事をすればよいか悩み、金沢TOP USERさんの「MY BEST」を参考にしました。まさに「人から探せる」というRettyの強みを実感した体験でしたね。
そうですね。もともとRettyは会食やデートなど、“大切な日のお店選び”シーンで利用されやすいので、信頼できるTOP USERの情報を頼りにするスタイルは支持されています。他にも「オリジナルリストの共有」というアプリ限定機能もオススメです。これは、自分だけが持っているお気に入りのお店リスト(オリジナルリスト)を他の人にもシェアできる機能で、旅行の行き先を提案したり、飲み会のお店を決めたりするときに活用いただければ、より確実でスムーズなお店選び体験を味わってもらえると思います。
Rettyのユーザーさんは食に対して強い愛を持っている方が多く、一晩で4〜5軒はしごするような方も珍しくありません。ただ、一緒の熱量で楽しめる仲間を身近で見つけ出すのは中々難しいものです。その点、Rettyは食に対する想いが似た仲間が集まりやすいので、フォローやコメントをきっかけに自然とコミュニティが形成されていくのだと思います。さらにオフ会でのリアルな交流をきっかけに、より強いコミュニティへと発展していくケースも見られます。
はい、Rettyではさまざまなオフ会が開催されています。1つ目はRettyが公式に主催するオフ会、2つ目はRetty公認コミュニティリーダーが企画・運営する準公式オフ会、そして3つ目がユーザーさんたちが自由に開催する非公式オフ会です。Rettyのサイト内にある「イベントページ」という掲示板の機能を使って、オフ会の告知をしたり、参加者を募ったりしています。近年は開催できていないのですが、元々は年に1回「Retty Night」という100名以上のユーザーさんが集まる大規模オフ会も開催していました。
私自身、実際に体験したエピソードが2つあります。1つ目は、バーで飲んでいたときのことです。隣に座っていた方と何気なく話していたら、なんとその方がRettyのTOP USERさんだったんです。とても驚きましたし、そこから会話が盛り上がって、オススメのお店を教えてもらったのが印象に残っています。
2つ目は、私が住んでいるエリアのお店を中心に投稿しているTOP USERの方がいて、密かにその方の投稿をチェックしていたら、リアルの場でお会いする機会に恵まれました。その出会いから飲みに行く仲になり、今でもつながりがあります。きっと私と同じような経験をされているユーザーさんも多いのではないかと思います。
そんな出会いにつながっていたら嬉しいです。コミュニティって仲間内で盛り上がる楽しさがあるので、どうしても新しい人を受け入れ難い空気があると思います。でも、Rettyには「新しい人と話したい」という想いで活動しているユーザーさんが本当に多く集まっているんです。そんな温かい方が新しくRettyを始めた方をコミュニティに誘って、そこで新たな出会いが広がって、Rettyの価値をさらに感じていただける……という素敵な循環が生まれていると感じます。
お酒も絡むコミュニティだと、トラブルが起きたり、トゲトゲした雰囲気にもなりかねないですよね。ただ、Rettyのユーザーさんは「食」という共通の趣味でつながった同士だからなのか、飲食店や仲間に敬意を持った方ばかりで、常に心地よい雰囲気が保たれていますね。
アプリと一部Webページ限定で「スマートタブ」が登場しました。たとえば、デートや会食などでお店を選ぶとき、どう調べたらいいか分からず、1件ずつじっくり見ていって時間が溶けてしまったという経験はないでしょうか。スマートタブはタブの切り替えでお好みや利用シーンに合わせてお店を提案する新機能で、お店選びをもっと便利で楽しくするための第一歩として取り組んでいます。
他にも、当社が保有する飲食店情報や口コミなどのデータを活用した取り組みも行なっています。たとえば、車を運転しながら「この辺のオススメのお店教えて」と声をかけると、Rettyの人気店やオススメの飲食店まで案内してくれるシステムを共創した例があります。今後はこのような他企業との共創事業もさらに強化していきたいです。とはいえ、どんな事業でも軸は常に「食」。そこがぶれることはありません。
グルメサイトやGoogle、Instagramなど、お店選びの手段は多様化しているものの「面倒くさい」や「時間がかかる」といった不満は解決されておらず、お店選びの最適解が見つかっていないと感じています。特に大切な相手との食事ほど、お店選びに労力をかけて時間が溶けてしまうものです。
だからこそ、複数のサイトを行き来する現状をRettyが解決していく必要があると思っています。Rettyの強みである熱量の高いユーザーさんによる信頼性の高い口コミを活かして、もっと便利で楽しいお店選び体験を提供できるよう、今後もその実現に向けて取り組んでいきたいです。
ポジティブな場所には、ポジティブな人が集まる。 Rettyをひと言で表すなら、この言葉がぴったりだと思います。
信頼できる誰かのオススメから、自分にぴったりのお店が見つかる。この前向きな体験が、グルメファン同士の新しいつながりを生み出し、Rettyを温かい場所にしているのだと感じました。
Rettyの魅力を知った方は、必ずまたRettyを使いたくなる。そんな確信が持てるサービスです。
今回のインタビュー記事をきっかけに、多くの方に「Retty株式会社」の魅力、そして「関矢さん」の想いが伝わり、1人でも多くのファンが増えることを願っております。
取材・執筆:小鳥遊まゆか
編集:神谷周作
株式会社ココナラの執行役員、竹下加奈子さんにインタビュー。スキルマーケット「ココナラ」の成長の背景や、ユーザーとの信頼関係の構築方法について詳しく紹介。信頼性確保のための取り組みや、今後の展望も伺いました。
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UGCとは、ユーザー生成コンテンツの略称で、消費者によって制作・発信されるコンテンツを表す言葉です。本記事では、UGCとは何かを解説するとともに、企業が活用するメリットや活用事例についても詳しく解説していきます。
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